私たちの体の中には生命活動を維持するためのエネルギーが流れています。
このエネルギーは私たちの体だけではなく、宇宙全体に遍在している生命のエネルギーです。東洋ではこれを「気」「プラーナ」などと呼んできました。
体にはこの生命のエネルギーの中心通路が7つあり「チャクラ」とも呼びます。
チャクラはサンスクリット語で「車輪」「円形」を意味します。
生命エネルギーが7つのチャクラを中心に車輪のように渦巻きながら円形に集まってくるためです。仙道のトレーニングでは「丹田」とも表現します。「気のエネルギーが集まる畑」という意味です。
チャクラはインドに伝承されるヴェーダの教訓と修行者たちのトレーニング法のみならず、東洋の哲学と仙道のトレーニングでも非常に重要視されている概念です。
一指 李承憲著「ヒーリングチャクラ」より