◆イルチブレインヨガとは? ◆一般トレーニングの流れ |
脳の活性化により本来の体の健康や心の健やかさを取り戻すホリスティック・エクササイズ。
カラダ・こころ・脳。この3つが目覚めたとき、人は本当の健康と美しさをとりもどします。大切なのは、自分自身の体に集中し、体からの声を聞いていくこと。脳が自分の状態を意識することによって、バランスや不調を整え、体が自然に健康な状態に戻っていきます。
イルチブレインヨガは、少人数制で一人ひとりの体と心に合わせたトレーニング指導を行っています。
肩呼吸はストレスの現れ!イルチブレインヨガの呼吸法で赤ちゃんの呼吸にもどる。
呼吸は、年齢とともに「質」が変わります。生まれたばかりの赤ちゃんの呼吸を見ると、下腹が上がったり下がったりしています。実は人間は、赤ちゃんのときはお腹を使って深い呼吸をしているのです。現代人によく見られる肩呼吸は、心身のストレスの強さを象徴する行為なのです。
呼吸は、自律神経と深い関係があり、息を深く吐き出すと「副交感神経」が刺激されるといわれます。副交感神経は「リラックスの神経」といわれており、ストレスをやわらげる働きがあります。深呼吸をすると気持ちにゆとりが生まれるのはこのためです。
しかし、現代人は副交感神経よりも、ストレスの神経である「交感神経」が優位になりやすいとされ、これに伴って呼吸も浅くなります。呼吸が浅いと、「イライラ」や「怒り」といった感情が募りやすくなります。
イルチブレインヨガの呼吸法をすると、副交感神経が優位になりやすくなります。とくに、体の中心であるへその下の丹田を意識する「丹田呼吸」を行うと、気エネルギーが全身をめぐり、血行が改善されます。内臓の働きも活発になり、リンパ液の循環もスムーズになります。イルチブレインヨガでは、意識的に呼吸をコントロールすることで、心を穏やかにしていきます。判断力・集中力アップ・心にゆとりができるといった効果が期待できます。
体質改善でムリなくダイエット!
イルチブレインヨガは、最新の脳科学と東洋医学をベースに開発されたプログラム。東洋医学では、人間の生命エネルギーのことを「気」と呼びます。気は、私たちの体の中を流れていて、生きていくためになくてはならないものです。気が全身をスムーズに流れていると、血液の循環がよくなり、健康でいられます。
しかし、気の流れが悪くなると、体が冷えて代謝も悪化。体質的に太りやすくなります。ダイエットにとっても、気はとても大切なキーワードなのです。
気の通り道のことを「経絡」(けいらく)といいます。気のめぐりを良くして、太りにくい体質にするには、経絡の詰まりをなくすことが大切です。
イルチブレインヨガは、全身の血液や気エネルギーの循環をスムーズにする体操や呼吸法によって、経絡の詰まりを解消するエクササイズです。エネルギーと血液のめぐりが改善され、代謝がアップし、やせやすい体質になります。
その結果、きれいなプロポーションを手に入れる効果が期待できます。また、内臓の働きも活発になり、冷えやむくみ、便秘、肩こりの解消にもつながります。
感情コントロールの習慣を身につけましょう
カッとなったときに気持ちを静める一番の方法は、深い呼吸をすることです。
仕事や人間関係で怒りがおさまらないときは、頭で状況を分析しようとしてはいけません。しばらく考えるのをやめて、呼吸にすべての神経を集中させるのが効果的です。すると、不思議と冷静になることができ、状況をより客観的に判断できるようになります。
呼吸は、感情に大きな影響を与えます。ふだん無意識に行っていますが、それを意識することで感情を上手にコントロールできるようになります。
感情と体は一体です。感情の状態は、さまざまな症状として体に表れます。体温、脈拍、血圧、呼吸、脳波などが、感情の動きによって左右されます。この中で、呼吸だけは、自分の意思でテンポや長さを自由に調節することができます。これを活用するのが、イルチブレインヨガの呼吸法です。意識的にゆったりと深い呼吸にすることで、心を穏やかにしていきます。
イルチブレインヨガの呼吸法をすると、判断力も高まります。感情が激しくなったときでも、深い呼吸を3回すると落ち着きます。ストレスがたまったときも、呼吸によってうまくリリースすることができます。正しい呼吸の積み重ねにより、生活が豊かになります。呼吸の習慣が、幸福度や健康度を大きく左右するのです。
一般クラスは1回70分のプログラムで構成されていて、骨格のバランスをとるストレッチや呼吸法、創造力を高めるブレインメディテーションなどを行います。
●STEP 1 準備体操 おへそから5cmほど下にある丹田のツボを叩いたり、腸運動をします。硬くなっている脳を活性化させるための準備運動をします。 |
●STEP 2 ブレインエクササイズ 頭のてっぺんからつま先まで使います。全身を動かし、経絡とツボを開き、脳を刺激します。できなかった動作がだんだんできるようになると脳も活性化します。 |
●STEP 3 脳波振動(ネッパジンドン) 頭にある様々な考え、心にあるいろいろな感情をすっきりさせる時間です。全身を振りながら、ブレインメディテーションでポジティブな心、エネルギーに溢れる体をつくりましょう。 |
●STEP 4 呼吸法(ヘンゴン) 丹田にエネルギーを集める呼吸法。全身の気のめぐりをよくし、体の調子を整え、集中力・持久力を培います。身体にエネルギーが満ちて、内側から活性化します。 |
●STEP 5 エネルギー瞑想/丹舞(タンム) エネルギーを感じながら、ゆったりと瞑想を行います。深い集中とリラックスした心と体で、自分の内面を感じる大切な時間です。 |
●STEP 6 整理体操 最後に体の左右のバランスをとり、活力をつける整理体操をして終わります。 |